古代の生物アンモナイトが、未来の化石復元装置により蘇った姿。普段は無色で細々と行動しているが、威嚇する際は、触角を広げて殻の色をボーダーにして相手を恐がらせる。

自身の身体から発するあらゆる触角を使って、相手を縛るタコの仲間。縛った後はキツく結び、自身の体内へと取り込んでいく。

自分に従える者たちの育成には、非常に力を入れている怪物。だが、力を入れすぎているあまり、息絶えて固形物として残ってしまう者も多い。

心の中は安心しているけども、外からの影響でまだ安心しきれない気持ちを作品にしました。そして、マジマジくんは生きている間はとても良い子です。生きている間は……

失恋したとき、失業したとき、失敗して怒られたとき…そんな時に訪れる虚無感を表した作品です。身も心も疲れてる時に描く絵はやっぱり雑だな(笑)でも、その辺も味わって貰えたら嬉しいです。

現在の暖かい気持ちと不穏な気持ちが交互に揺れ動いてる状態を表した作品。全てのハーフな状態を受け持つ心の神様。

人はいつだって心の中に欲がある。表面上は良い人でも、その内なる欲がいつ出るか分からない。出したくなくても出てくる。そんな気持ちを体現した怪物です。

人を笑わせたい、元気にさせたい、そんな気持ちで自分を演じてるけれど、内心はもの凄い哀しみを背負ってる状態をピエロで表しました。

気持ちの高ぶりから産まれた作品。その姿は龍そのものだが、実物は紙人形。太古より創造した入れ物に魂が吹き込まれてしまった。

「人間と機械が混合したら、どうなるんだろう？」と思って描いた作品。目のカメラで見たままを頭に付属しているプリンターで印刷する。だが、時には自身の思っている事も印刷されてしまうので、注意が必要。

全ての生きとし生けるものの魂を扱う天界の使者。寿命を全うする者、死に急ぐ者、予期せぬ段階で亡くなった者達の感情を憂いの心で天界に送りだす。

色の魂を抜き取って、常世から色を失くそうとする要塞ロボット。色という概念を垣間見得る事が出来なかった者の魂が潜んでいる。